お隣は大自然！隣人は野生生物たち

バードウォッチング、花、野生動物たちを観察しながら濤沸湖及び小清水原生花園周辺を散策するガイドツアーです。歩きながらゆっくりと散策もできますし、サイクリングツアー（別途3000円）も可能です。
天気が良ければ、斜里岳（しゃりだけ）と知床連山（しれとこれんざん）、藻琴山（もことやま）、能取岬（のとろみさき）などが見渡せる絶好のビューポイントでもあります。数多くの花の種類と広大なお花畑、美しい周囲の景観が小清水原生花園ならでは。春には多くの夏鳥が飛来し、小鳥たちでにぎわいます。

原生花園では、何気なく遊歩道を歩くだけでなく、原生花園や花にまつわる話に耳を傾けながら歩いてみるとより一層、旅の思い出が深くなるでしょう。
花の名前、名前の意味、どうしてこの花はこのような姿なのか、どうして下を向いて咲いているのかなど、小さな花たちにもすべて理由があるのです。そんなこんなを、ガイドとお話ししながら歩いてみると自然への理解がより一層深まるのではないでしょうか。

バードウォッチングも

濤沸湖、原生花園はバードウォッチングにも最適な場所です。濤沸湖はアイヌ語で「鳥がいつもいる湖（チカンプトー）」と言われ、ガン・カモ類は毎年6万羽以上が飛来。
小さな野鳥も多く見られ、特に、原生花園の花と小鳥たちのコラボレーションは、バードウォッチング初心者の方が見てもとてもかわいらしく、人気の高い光景です。

サイクリングツアーに変更できます

斜里岳、藻琴山、濤沸湖、そして広大な畑、そんな絶景の中をクロスバイクでめぐるサイクリングツアーへのグレードアップもできます。風の音や野鳥のさえずり、虫の声、自然の香りを感じつつも、行動範囲は広ります！クロスバイクツアーにされる場合は、3000円プラスとなります。

ご希望をお聞きします

バードウォッチングに重点を置きたい、花をたくさん見たい、景色を楽しみたい・・・など、お客様のご希望をあらかじめお聞きして、コースを設定します。もちろん、野鳥や動物たちは、そこに必ずいるものではありませんが、ご希望の場合は、最も目撃率の高い場所にご案内します。お気軽にお伝えください。

ワシを見てみよう！

国の天然記念物に指定されているオオワシとオジロワシ。越冬のために冬に渡来する冬鳥ですが、オジロワシの一部は北海道で繁殖しており、小清水町、濤沸湖周辺でも通年を通して生息しています。両者とも、多くは北日本、特に北海道に集中して渡来。ワシの渡来に合わせて、多くのバードウォッチャーたちが訪れる世界的にも人気の高いワシです。

オオワシ

オオワシはその名の通り大きなワシで、日本で一番大きなワシともいわれます。羽を広げると2ｍ～2.5ｍにもなり、その大きな姿は圧巻の一言。全体は黒で、翼の前と尾羽、足の羽毛が白。くちばしの橙黄色が大きく、白と黒と黄色のコントラストが遠くからもよく目立ちます。

オジロワシ

オジロワシはオオワシに次ぐ大型の鳥類で、大きさはオスが約80cm・メスが94cmとメスの方が大きく、翼開長(翼を広げた大きさ)は約180～220cm。体は茶褐色でその名の通り尾が白いのが特徴。くちばしはオオワシよりも補足、とても精悍な顔をしています。

小清水はワシウォッチングの穴場

ここ小清水町は、知床斜里や網走と隣接するため、ワシの観察スポットとしては有名ではありません。が、実は目撃率は非常に高く、季節によっては非常に多くのワシが集まる場所です。ぜひ、ここ小清水でワシウォッチングをお楽しみください。近隣の宿泊施設までの送迎に関しましては、ご相談ください。

原生花園花ガイド

オホーツク海と濤沸湖(とうふつこ)に挟まれた約8km(275ha)の細長い砂丘が小清水原生花園です。網走国定公園の一部で、細長いエリアに約40種類の野花が原生します。原生花園の花の鮮やかさのピークは6月下旬から7月中旬頃で、エゾスカシユリ、ハマナス、エゾキスゲなどの大輪の花が咲き、天然のお花畑となります。

大きな花が終了すると、小さななお花たちが多く咲きます。小さな花たちには決して派手さはないものの、栄養分のない砂の上という厳しい自然環境の中で咲く可憐な花たちは美しいの一言。また、展覧が丘展望台からは、知床連山、オホーツク海、斜里岳など周囲が一望できる、絶景ポイントでもあります。

小さな花、名前と意味

どんな小さな花にも名前がついています。まずは、ガイドに名前を教えてもらいましょう。そして、その名前の意味、どうしてそんな姿で咲いているのかといった姿かたちの意味を知れば、きっと、原生花園の自然への理解がより一層深まるはずです。

列車と海と花と山と湖と

原生花園内にはJR釧網本線が走っており、園内に「原生花園駅」（5月1日から10月31日まで。無人駅）があります。原生花園内を時々走る1両又は2両列車はノスタルジックな光景です。晴れた日には、知床連山をバックに走る列車の写真を撮るカメラマンが写真を撮る姿も見られます。

流氷見ながらウォーク

毎年1月下旬頃に、はるばるロシア、アムール川の河口からやって来る流氷。流氷がやって来るとオホーツク海の景色は一変、まるで別世界の景色となります。流氷を見ることができる最南の地がここオホーツク。流氷を見ながら、だれもいない場所を歩きませんか。一歩を踏み出せば、白銀の別世界が広がります！

見たことのない景色が！

流氷は生き物、ほんの数時間で大量に押し寄せたり、少なくなったり、いなくなったり。そして、ぎゅうぎゅうにいるときには鳴くこともあります。そんな神秘的な流氷を横目に、そして、時には浜に打ち上げられた流氷に触れながら、その時には味わえない体験ができるかもしれません。

湖の湖上ウォーク

濤沸湖は毎年1月上旬頃には、完全結氷します。完全結氷したら、なんと、湖の上を歩くことができるのです！まさしく、冬にしか行くことのできない場所、できない体験です！一番先につけるのは自分の足跡です。そして、晴れた日には斜里岳や藻琴山を見上げながら楽しむことができます。湖の真ん中からみる景色は、いつもと違う非日常の世界です。

冬の野鳥たち

冬に見られる小鳥や野鳥たちも探してみましょう。この写真のベニヒワは冬に北日本の林や草地に飛来する鳥。愛らしい姿を求めて、バードウォッチャーが本州からやって来ます。そんな野鳥たちや、リス、冬毛のかわいいキタキツネに会えるかもしれません。

神秘の湖、神の子池

摩周湖の水が伏流水となり湧き出してできている池で、摩周湖（アイヌ語でカムイトー、神の湖という意味）の伏流水からできているという言い伝えから神の子池と呼ばれています。摩周湖は、湖に流れ込む川も流れ出す川も無いため、水は湖の周辺に伏流水として湧き出させています。 その中のひとつ神の子池、澄んだブルーの神秘的な池です。

神の子池は深い森の中、山の奥にあります。バスや列車など、公共の交通機関では行くことができません。また、細く長いダートを通るため、時にはバイクなども危険な場合があります。せまいダートを行くのが不安な方、車のない方は、ぜひ当ツアーをご利用ください。

6月～8月につきましては、近くの「サクラの滝」で遡上してきたサクラマスのジャンプが見られますので、天候気温などコンディションが良い場合は寄ることができます。
また、冬季間につきましては、神の子池につながる道が通行止めとなりますので、入口からスノーシューで歩いていきます。

貸し切りガイドで満喫

摩周湖、屈斜路湖、知床、網走、阿寒、サロマ、網走・・・日帰りで行くことのできる場所がいっぱいあります。道東をこよなく愛する当自然ガイドが、ご希望の場所、おススメの場所へとご案内するフリーガイドツアーです。知床、網走、サロマ、阿寒、摩周など、周辺には日帰りで行ける観光スポットがいっぱいあります。

満足度の高いツアーです

オホーツク周辺をガイドが車でお連れします。事前にご希望などをお聞きするので、とても満足度の高いガイドツアーとなっています。時にはガイドの解説を聞いたりコミュニケーションを取りながら、楽しい時間を過ごすことができるよう、親切にご案内します。

約6時間のコースとなり長時間となり、途中で食事や休憩をとることになりますが、飲食代などの実費は自己負担となりますのでご了承ください。途中で、アイスクリーム屋さんなどに寄ることもできます。お客様主体のコースをご提案いたします。